こんばんは!
在宅ワークも5年目になりそろそろお外に飛び出したくなっている、タロット占い師の一宮ゆりです。笑
まずはイベント出店を定期的にできたらいいな。
出張鑑定については、今でも地元の方はサロンに来ていただくか、ご自宅にお伺いして占ったりしてますが、足もだいぶ回復したので今後はもう少し範囲を広げたいと思います。
しばらくは起業前からご利用いただいていたお客様に限らせていただき、交通費を含めた料金も据え置きといたしますので、ご希望の方はご連絡くださいませ。
よろしくお願いいたします(*_ _)
それでは本題です。
今、SNSで活躍されている占い師さん達のお陰で、最も注目度が高まっているタロット占い。
その主な占術は、カードが出した結果をお客様に正確にお伝えするというものです。
そこで質問です。
皆さんは、タロット占い師になるにはどんなスキルが必要だと思いますか?
・キャラクターが濃い
・タロットの知識が豊富
・コミュニケーション力が高い
・魅せ方がお上手
・毎日活動していて目にする頻度が高い
なども大切ですが、最も必要なスキルは「言語化する力」、すなわち「語彙力(ごいりょく)」です。
語彙力とは、知っている言葉の数と、それらを理解し適切に使いこなす能力のことを指します。
具体的には単語の意味や使い方を把握し、文脈に応じて正しく選択できる力のこと。
数多ある占術の中でも、特に語彙力が必須なのがタロット占いを含めた卜占なんです。
タロット占いは、出てきたカードの組み合わせをその場で読むだけではなく、即興で言葉にしてお客様に伝えなければいけません。
語彙力があるかないかで、リーディング力にも大きな差が出てしまうんです。
今回はそんな語彙力の高め方について、私が今まで実践してきて役に立っているなと実感したものだけを3つご紹介いたします。
それではいきましょう(*^^*)
①マインドマップでキーワードを深堀りする
ブログを書き始めた2020年にも、マインドマップの書き方をご紹介しているので詳しい解説はこちらをご一読ください。
マインドマップを実践する一番のメリットは、自分の気持ちを言語化することによって、問題の原因や対処法などを分析できること。
ひとつのテーマに対して、自分自身が何を思いどう感じているのかをアウトプットしながら理解を深めることができるので、そっくりそのままタロットの勉強に応用が可能です。
◆マインドマップを応用したタロット勉強法◆
- カードをページの中央に書き、そこからいくつか代表的なキーワードを周りに書く。
- そこからさらに浮かんできたキーワードを枝分かれしながら書き足していく。
- 各キーワードに自分なりの感情をなるべく詳しく「うれしい変化だな、出遅れて焦りそう、あの時のあの感情に近いかも」のように付け足していく。
ポイントは中央から上半分を正位置、下半分を逆位置で書くこと。
正逆どちらの印象も深堀りすることで、全体のイメージがつかめるようになります。
誰に見せるわけでもないから、とにかく思いつく限りのイメージを書き足していくと良いですよ。
私はこの方法で、カードの解釈を自分の中に落とし込むことができました。
自分とカードにしかない共通認識もいくつも生まれてきたし、今でもたまに書き足しています。
78枚分は大変だけど、ぜひチャレンジしてみてください(*^^*)
②言葉選びに長けた命術の先生の本を読む
次にご紹介するのは、私がよく生徒様におすすめしている方法です。
タロット占いは卜占なのに、どうして命術の本を読むの?と疑問に思われた方も多いかもしれません。
私が命術の本をおすすめする一番の理由は、文章で伝えることに最も長けた分野だから。
よく命術の先生は「私が用いるのは占いではなく学問です」とおっしゃる方が多いんですよね。
確かに統計学ですから、長い歴史の中で培われてきたマニュアルに沿って鑑定をしていくので、インスピレーション重視の卜占とは違い学問のほうがしっくりきます。
そして語彙力の観点から見ても、命術は圧倒的に文章量が多いです。
例えば宿曜占星術。
27宿のグループ分け、暦、星座(宮)の特徴、各性質や仕事運、恋愛運、結婚運、各宿同士の相性に至るまで、膨大な資料が全て文章で詳細に解説されています。
私が個人的に思うのは、この決められた分厚い教科書の中からどこに重きを置いて伝えるかで、命術の先生たちは個性が顕著に出るということ。
学術的なキーワードを多用しながら厳しめな言葉で表現する先生もいれば、一般人にも馴染みのあるキーワードを使って柔らかい言葉で解説する先生もいらっしゃいます。
個人的には星ひとみ先生の文章がとても好き。
テレビで拝見するそのままの語り口調で解説されていて、すんなり入ってきやすい文章だなって思います。
細木数子先生の勢いのある文章も好きでした。
諭すような言葉選びが秀逸で回りくどくなく、軸からぶれない気持ちのいい言い回しだったな。
今は書籍よりもサイトに登録すれば、いつでもどこでもお勉強させていただけるので本当にありがたいです。
私は20代の頃から、毎月3人の先生のサイトに登録すると決めて、運勢や状況別の占い結果を検証させていただいてます。
そしてリーディングに役立ちそうな文章を見つけたら、とにかくメモりまくる。
明石家さんまさんの「それいただき」って鉛筆舐める仕草する感じで。笑
伝え方に行き詰まりを覚えている方は特に、タロット占いだけにとらわれず、文章の好きな先生を見つけてロールモデルにしてみるのもおすすめです。
勉強するつもりが、うっかり占いに夢中にならないようにね。笑
③類語・言い換えを使いながらブログ発信
最後にご紹介するのは、ブログを使って語彙力を高める方法です。
私の場合、ブログを書くとき言葉に詰まったら、類語や言い換えのサイトを使って文章を組み立てるようにしています。
語彙力を高めるためには、とにかく言葉の数を増やさなければなりません。
よく目にする方法としては、色々な人と会話をしたり日記を書きましょうといったものなんだけど、意識しないでただおしゃべりしたり、日記も使い慣れた言葉しか使わなければほとんど意味がありません。
その点、ブログは人の目にも触れるし文章で伝えなければいけないので、必然的に言葉達と触れ合う時間を確保できます。
※キラキラ系の絵文字を多用した記事は世界線が違うのでこの限りではありません
テーマを決めてブログを書こうと思うと、その記事に使うソースの正確性を確かめたくなります。
間違った情報を書くのは怖いもんね( ;∀;)
ググって調べて、知らない用語が出てきたらまた調べて。
私はやりすぎて元ネタまで行きついて、ついつい読み込んじゃうから手が止まっちゃうんだけど、知的好奇心は満たされるのでよしとしてます。笑
具体的には、同じキーワードを多用するとリズムが単調だなって思えば「類語」を調べて変化をつけます。
直接的な言葉で印象が堅苦しいと思えば「言い換え」を調べてもっと馴染みのある言葉を選ぶようにします。
文章のセンスや印象は、今までどれだけ本を読んできたかがものを言うので、なるべくいろいろなジャンルの本を読むといいですよ(*‘ω‘ *)
私は少なくとも1か月に3冊は書籍(漫画以外)を読み切るようにしています。
余談ですが、私は茅田砂胡先生の文章が大好きなので、もう10年近く各シリーズ(特にクラッシュ・ブレイズ)をエンドレスで読んでいます。
そんな地道で楽しい(かどうかは本人次第。笑)作業を何年も続けているうちに、自然と言葉の数が増えていくし、使いこなせるようになっていきます。
ブログ発信で宣伝もできて、伝えるスキルも磨けるので一石二鳥。
最初は短い記事でもいいし、タロットのことじゃなくてもいいので、得意なことや興味のあることをテーマにして、言葉選びを意識しながらブログを書いてみてほしいなって思います。
最後までお読みいいただき、ありがとうございました。
語彙力を高めるには、意識的に言葉のバリエーションを増やすことが大切だし、イメージを分かりやすく伝える文章選びも必要になります。
それに、語彙力がつくと占いだけじゃなく、自分の気持ちを言葉にして伝えるスキルも身につくので、日常生活にも役立ちますよ。
ぜひ、できることから実践してみてください。
ではでは。