こんばんは!
息子の夏休みが始まって、落ち着きのない日々を繰り返しているタロット占い師の一宮ゆりです( ;∀;)
どうしてあんな短時間でお部屋がとっ散らかるんでしょうね。
もうお友達が遊びに来ても片付ける気力がないわ。笑
そしてついにタロットモチーフ最終回です。
第5弾の今回は、天使様たちをまとめてみたいと思います。
とは言っても、タロットに描かれているのは3大天使のラファエル様、ミカエル様、ガブリエル様だけです。
だがしかしっ!
四大元素がベースのタロットにおいて、天使様も4人いらっしゃるのよ!
それも肝心の土の天使ウリエル様が描かれていないなんて。ザカリアス教皇めっ。
ペンタクル人としてやるせないので、四大天使の一人としてウリエル様もこちらでご紹介いたします。
それではいきましょう(*^^*)
①大天使ラファエル
描かれているカード
・恋人
テーマ
「風」「癒し」「旅人の守護」
ミカエル様、ガブリエル様とともに三大天使に名を連ねているラファエル様。ラファエルという名前はヘブライ語で「神は癒される」という意味です。「トビト記」の物語から薬剤師、盲人、病人、精神障害、旅人の守護者で、キリスト教では守護天使を監督する役目があります。一説には、神が人間を創造するとき唯一反対しなかった天使とも言われていて、天使界の中で最も優しい天使として根強い人気があります。
②大天使ミカエル
描かれているカード
・節制
テーマ
「火」「正義」「勝利」「勇気」
ミカエル様はユダヤ教、キリスト教、イスラム教のあらゆる天使の中で最も偉大な天使とされています。堕天使ルシファー(サタン)の双子の弟とされ、新約聖書の「ヨハネの黙示録」でサタンと戦い勝利したミカエル様は「神のごとき者」と呼ばれています。ジャンヌダルクにお告げをしたのもミカエル様。正義のために戦う戦士として描かれることも多く、カトリック教会では警察官の守護者となっています。
③大天使ガブリエル
描かれているカード
・審判
テーマ
「水」「啓示」「百合」「希望」
絵画「受胎告知」で有名なガブリエル様。結婚前のマリアに神の子を身ごもると伝えました。男性として描かれる天使界の中で唯一の女性の天使でもあり、同性と知ったマリアは緊張を解いたと言われています。
キリスト教では最後の審判の時にラッパを鳴らして使者を蘇らせました。エデンの園の統括責任者としてアダムとイブの楽園追放にも立ち会ったとされているので、個人的には恋人のカードにはラファエル様ではなくガブリエル様が描かれてほしかった。
④大天使ウリエル
描かれているカード
なし
テーマ
「地」「光」「太陽」「叡智」「哲学」
エデンの園の門番でもあったとされるウリエル様。実は聖書には登場せずキリスト教では天使と認められていない時代もありました。754年、民間の天使信仰を抑え込むためローマ教会会議でミカエル、ガブリエル、ラファエル以外を堕天使としたのが原因です。しかし古くから天使の最上級階級でもある熾天使(セラフィム)でもあったウリエル様は太陽に最も近い場所で地球を守護しているとされ「神の炎」という別名もあります。自然現象や天体を司り「ノアの方舟」ではノアに大洪水を告げた天使としても有名です。神の知識の源泉を伝える役目があり預言者エズラに「カバラ」を授けた天使としても言い伝えられています。
最後までお読みいいただき、ありがとうございました。
すごく言いたいんですけど、個人的にはこの天使様達が描かれているカードってピンとこないんですよね。
旅人の守護でもあるラファエル様なら、恋人じゃなくて愚者の方がしっくりきます。
天使界の戦士であるミカエル様は、「節制」じゃなくて「戦車」や「正義」じゃないのかな。
受胎告知やお告げをするガブリエル様は、考察にも書いたけど「ベトサダの池」の逸話から「節制」に、アダムとイブの逸話から「恋人」に描かれた方が絶対わかりやすい。
叡智や哲学を司るウリエル様だって「教皇」や「隠者」とかじゃダメだったのかなぁ。
それに「神の炎」と呼ばれて太陽を持ってるんだし「太陽」に描かれるのが妥当だと思うんだけどな。
それもこれも西洋占星術の惑星や天体でカードが解釈されてしまったからなんだろうな。
もったいないって思うのは私だけだろうか。笑
そんなこんなでタロットモチーフは終了です(*^^*)
モチーフを使って解釈に合わせて私なりのタロットが作りたくなってきました。笑
お付き合いいただき、ありがとうございました。
ではでは。