こんばんは!
あっという間に3月になり息子も来月には6年生かと思うと感慨深い、タロット占い師の一宮ゆりです。笑
5年生の間に身長が20センチ近く伸びた息子くん。
声変わりも少しずつ始まってすっかり男の子から男子になりました(*‘ω‘ *)
洋服は総買い替えで大変だったけど、親としてはうれしい限りです。
さてさて今回は、今の私にとって最も必要なテーマを取り上げてみたいと思います。
それはズバリ!
【リーダーシップ】
タロットで言うところのペンタクル(土属性)な私には、リーダーシップに必要な火の要素が圧倒的に足りていないのです。
だがしかし。
今年はNSTの活動において、かなりそこが必要になるんじゃないかと思っていて。
そこで、ペンタクルなりのリーダーシップとはなんぞや?みたいなところを心理学を使って探っていけたらなと思います。
それではいきましょう(*^^*)
そもそも私はこんなリーダーでした。
まずは自分自身のリーダー経験を振り返ってみます。
学生時代で言えば、小学校から中学校まで学級委員長をやっていました。
三つ編みで割と真面目に生きていたオタク気質の私ですが、なぜかいつも推薦されて面倒事を押し付けられていたように思います。笑
友達も多くないし別に人望があったわけでも無いから、単純にみんなさっさと帰って遊びたかったんだと思う。
私自身プライベートも地味で予定は習い事くらいだったから、断る理由もなかったと言うのが正直なところです。
で、どんなことをしてたかと言えばただただ真面目に業務をこなし、さまざまな意見をまとめて先生に報告する。
不真面目な態度の生徒はその場で注意し、とにかくブレブレの会議の内容を軸に引き戻しながらとっとと話し合いを終わらせる。
そんな感じなので、皆を引っ張っていくぞ!みたいな感情はなくても成り立ってたのよね。
で、もうひとつはアパレルの店長時代。
百貨店のテナントでしたからスタッフも多くはなく、2人~5人体制くらいのお店をいくつか担当してきました。
そこではスタッフの教育というより、円滑なコミュニケーションを重視してお店を回してたと思う。
なぜかというと、スタッフ達が私より年上&ベテランのパターンが多すぎたから( ;∀;)
なので店長の私の役目は、スタッフそれぞれの個性や長所を活かして売り場に立っていただき、足りない部分や起こりうるトラブルを事前にフォローすることと決めて動いていました。
とにかく女の園のアパレル社会。
嫉妬やマウントといったカースト的な世界でもあります。
私はなによりもそういうのが面倒臭かったから、とにかく大好きな仕事を楽しみながら「負の圧力は笑顔でかわす」「高い実績でガヤを黙らせる」をモットーに生き抜いてきました。笑
それでも店長をしていれば避けて通れない人間関係もあります。
そんな時は、とにかく1対1の対話を続けて関係を絶たないように心がけてたな。
「あきらめたらそこで試合終了です」
って自分に言い聞かせて、相手の警戒心が解けるまで、心が柔らかくなるまで、挨拶やコミュニケーションは止めなかった。
人間生きてれば良い時も悪い時もあるし。
やさぐれちゃう時期だって私にもあります。
だからこそ私は、誰にでも平等で変わることの無い姿勢を保ちながら、笑い合える日をゆっくりと待つようなリーダーでした。
【PM理論】4つのリーダータイプ
次に私のリーダータイプを探るべく、社会心理学者の三隅二不二(みすみ じゅうじ)さんの「PM理論」を考えてみます。
PM理論とは集団における機能の観点から、リーダーシップの類型化を試みた理論です。
主に職場の上司向けにセミナーなどが行われることが多いんじゃないかな。
私自身も店長会や、百貨店の館主催の研修で学んだことがあります。
ただ、当時はヌボォーっと流し聞きしてたところもあるので、今回は前のめりでお勉強したいと思います。笑
PM理論のPとMについて。
Pとは・・・目標達成能力
パフォーマンスの略
部下に指示を出したり知識や技術を教える。
問題解決策を示し生産的な行動を求める。
Mとは・・・集団維持能力
メンテナンスの略
話しかけやすく部下を信頼し助ける。
円満な人間関係を重視し部下に意見を求める。
さらに、大文字と小文字でも区別されます。
大文字のPとMはそれぞれの能力が高く、小文字のpとmはそれぞれの能力が低くなります。
そこから4つのタイプに分けていきます。
Pm型・サイボーグタイプ
目標達成意欲が高く積極的に仕事に取り組むが、部下への配慮に欠け人望がない。
ただ、怒ったり嫌ったりしているわけではないので部下はめげずに話しかけていくこと。
pM型・いい人タイプ
集団を維持・強化する力がありチームの結束は強まるが、目標を達成する力が弱く生産性がない。
部下は楽しい雰囲気に流され過ぎず、スキルアップは各自で行うことが求められる。
pm型・ダメ上司タイプ
目標を達成する力も、メンバーをまとめ統率する力も弱い。
リーダーとしてのやる気もないので、適当な態度や発言は適度に聞き流して部下同士が協力しサポートする必要がある。
PM型・理想の上司タイプ
目標達成意欲も、集団を維持・強化する力もある。
積極的に成果をアピールすると適切に評価してもらえるので、部下は仕事へのモチベーションを高い位置で保てる。
三隅さんは目標達成も重視(P)しながら集団を維持(M)するため、人間関係にも配慮するPM型が上司として理想的なタイプだと結論付けました。
この理論に当てはめていくと私の今までのやり方は
pM型・いい人タイプとPm型・サイボーグタイプを、お店によって使い分けてきた感じかなと思いました。
一応売り上げは初年度からどのお店もコンテスト入賞は果たしてきたので、個人的にはサイボーグ寄りのいい人だったのかもしれない。笑
結論!理想はPとMを使い分ける。
PM理論では理想のリーダーはPもMも優れている人ということでしたが、会社の方針や役職によっても求められるタイプは違ってくるんじゃないかな。
ダメ上司はどこまでいってもダメだろうけど( ;∀;)
例えばサービス業なら、スタッフのモチベーションやお店の雰囲気づくりが大切だから人間関係重視のpM型。
逆に生産性を求められる企業勤めなら、目標達成能力が高く結果重視のPm型。
のように、業務内容や重要視している事柄によって多少偏りが出てくる気もする。
では、これらをふまえて私自身に置き換えてみると。
私はNSTの代表として、タロット占い師の養成や講師育成をしていく予定です。
そして、占い師同士(個人事業主同士)、自立した関係性の中でともにNSTを軸に活動する集団を創り上げることが目標となります。
だとすると。
上司・部下のような分かりやすい上下関係はありません。
各々がフリーランスとして活動することも考慮すると、業務提携に近い関係かな。
そうなるとサイボーグタイプは難しいだろうな。
集団よりも完全に一人でやってた方がお互いのためって感じがする。
だったら私はいい人タイプでいいんじゃない?っていつもなら考えがちだけど。
人間関係ばかりを重視して、ただの趣味のサークルになってしまうのはイヤだなとも思う。
お客様からお代をいただいて活動する以上、それぞれが責任を持ち小さな目標を達成しながら自信をつけていくことも必要になるし。
私にできることは、なるべくその成功体験を積むチャンスをNSTの方達に提供することでもあるし。
ということで結論!
NST全体の活動のときはバランスの良いPM型・理想のリーダーを目指しつつ、ベースはpM型・いい人タイプがちょうど良さそうです(*^^*)
ひとりで制作作業してるときはサイボーグ型でもいいかもしれないな。
タロットの属性もそうだけど適材適所使い分けていくと、バランスがとれて自分自身も無理なく進めていけそうですね。
うん、だいぶスッキリした。笑
独り言のような記事になっちゃったけど、最後までお付き合いいただきありがとうございました(*_ _)
もし職場の上司との関係で悩んでいる方がいたら、まずはその上司がどのタイプなのか探ってみると上手にやり取りできるようになるかもしれません。
そしてもし上司の立場になったら、置かれている立場や環境に合わせてタイプを使い分けていくことがトラブル回避にもなりそうです。
まずは意識することが大事よね。
ではでは。