こんばんは!
バレンタインデーが近づいてきて今年は何を作ろうか連日レシピをあさっている、タロット占い師の一宮ゆりです。笑
甘いものが苦手なセラさんもバレンタインデーのチョコはちゃんと食べてくれるから、なるべくビターなものにしています(*^^*)
そうそう、昨日は関東でも雪が積もりました。
ひさびさに雪だるまも作れてご満悦な息子。
玄関に並べられて踏まないように避けながら家に入る大人達。笑
なんだかほっこり。
さて、今回はバレンタインにちなんで「愛」のお話しです。
恋愛や家族愛など、上手に愛される方法を考えてみたいと思います。
書きながら私自身もお勉強していくぞ。笑
それではいきましょう。
差し伸べられた愛にいくつ気づけてる?
人はひとりでは生きていけない。
必ず誰かしらと関わりながら生きています。
そして、対人関係の中で触れる「愛」には様々な形があります。
愛の告白やプロポーズ、結婚式や誕生日会などで表される、大きく派手で際立つ愛。
成長を見守り、喜びも悲しみも自分のことのように共感する、親が子を想う無償の愛。
食事や洗濯など身の回りの世話をしながら家族を支える、目立たないけれど尊い献身的な愛。
などなど。
派手な愛は分かりやすく、受け取る側も気づきやすいですよね。
しかし、毎日のように触れる献身的な愛には気づきにくく、受け取る側も当たり前になってしまう事もあります。
よく言う奥様達の「私はあなたの家政婦じゃない!」ですね(*‘ω‘ *)
ただ、あえて私はここで言いたい。
ご自身はどのくらい、お相手からの愛に気づけていましたか?と。
出会った頃から今に至るまで、お相手によくない変化があるのだとしたら。
それはあなた自身が、お相手から何かしてもらうのが当たり前になっていたのかもしれない。
そう思うのには理由があって。
私の鑑定に申し込まれる方の9.5割が女性なのですが、残りの0.5割は悩める男性達です。
その男性達の心の内を聞いていると、かなり分かりにくい愛情表現をしているなと感じます。
今まで、大体20代後半から50代の方を見てきたのですが、年齢関係なく恋のお相手には皆さんかなり臆病です。
「しつこくして嫌われるんじゃないか」
と思う反面、気づくと質問ばかりしてしまう。
「相手の事をもっと知りたい」
と思う反面、自分のことばかり話してしまう。
「映画やドライブに誘いたい」
と思う反面、断られたら立ち直れないから誘えない。
みたいな。
他にも、嫌われたくなくて相手に無理やり合わせたり、わがままを受け入れ続けたり。
とにかく嫌われないように必死です。
そんな恋心が晴れて実って恋人になったのに、夫婦になったのに、なぜか上手くいかない。
そしてお相手の女性を見ても、いまいちちゃんと伝わってない( ;∀;)
どうして?こんなに愛されてるのに。
と、ここで考えられる原因は2つ。
女性側が愛情を素直に受け取れない場合。
または、愛されることが当たり前になってしまい、彼ではなく愛されている自分が好きな場合。
正直、後者も意外といるのよね。
それはそれで問題なんだけど、今回は前者の受け取り下手についてお話しします。
愛される人と愛されない人の決定的な違い。
愛される人と愛されない人の決定的な違いは、その「愛の捉え方」にあります。
愛される人は受け取り上手です。
受け取り上手とは、お相手が与えてくれたことに対して敏感になれるということです。
例えば
さりげなくブランケットをかけてくれる。
めくれた襟を直してくれる。
「どうしたの?」って声をかけてくれる。
辛いとき側にいてくれた。
作ったものを美味しいって言ってくれる。
ケーキは好きな方を選ばせてくれる。
家まで送ってくれた。
眠りにつくまで電話を切らないでいてくれた。
記念日はさりげなく早く帰って来てくれる。
などなど、この中に当てはまらなくても、探せばそれぞれの思い出の中にたくさんあるはず。
そんなとき、あなたはどんな反応をしていましたか?
ちゃんと気づいて目を見て「ありがとう」って言っていましたか?
愛される人は「ありがとう」をしっかりと表現します。
私は海外の女性達の表現が大好きなんですけど、文章で伝わるかな。
例えばパートナーが気遣ってくれたときに、胸に手を当てて泣きそうな表情になりながら「あなたって本当に素敵な人ね」ってハグをしたりするんです。
学生時代に知り合ったイギリス人の友人も、「困ったことがあったらいつでも言ってね」って伝えたら「大好きだよ」って何度もほっぺたにチューしてくれました。笑
愛されることに敏感になって「私はこんなにも胸が熱くなっている」と伝えることが出来れば、お相手はもっと何かしてあげたい、あの表情をもう一度見たいって思ってくれるんですよね。
愛を与えたり受け取ったりすることをお互いが特別だと思えれば、幸福度の高い関係を築くことができて、幸せの循環が生まれます。
海外の男性から見て日本女性が、何を考えているのかわからないとか冷たいって言われるのは、この表現が絶望的に欠落しているからなんじゃないかな。
それを考えたら、何をしても反応が薄かったり喜んでもらえない人には愛を与えても無駄だって思うよね。
ましてや気づいてもくれないなら、寂しいし悲しいから距離を置いちゃう。
私もかなりの表現下手だったから、ここはものすごく反省したところです(*ノωノ)
心の中では「ここは天国かな」って思うほど幸せなのに、相手が眠った後でしか表情を崩せなかった時もあるくらい。
もっとありがとうを言えばよかった。
もっと全身で「あなたといられて幸せだよ」って伝えればよかった。
なんて、そんな恋愛ばかりしてきちゃったな。笑
そうなると大体タロットさんは厳しい結果を突きつけてくるからね。
最初から素直になればよかったって、私自身何度も思いました。
だからこそ、今は愛されることに敏感でいたい。
何があっても後悔しないように、その時の気持ちはその時の熱量でちゃんと伝えたいって思っています。
「愛し愛される」もまずは愛することから。
昔からある大好きなこの言葉。
愛し愛される
愛することが先にくるのよね。素敵。
愛されることももちろん素晴らしいけれど。
アリストテレスさんは言いました。(急に⁉笑)
「愛というものは、愛されることよりも
むしろ愛することに存する。」
ゲーテさんも言っています。
「愛する人の欠点を愛することのできない者は
真に愛しているとは言えない。」
ベンジャミン・フランクリンさん。
「愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。」
マザーテレサさんも。
「愛されることより愛することを。
理解されることより理解することを。」
そして永六輔さんはこんなふうにも言っています。
「愛することの反対は、憎み合うことではありま
せん。無関心になることです。」
愛の天敵、それは無関心。
もしあなたが本当にお相手を愛していて、お相手からの愛を求めるならば。
怖がっていて何もしないのは、無関心と一緒です。
愛されることを当たり前と思うのも、無関心と一緒です。
そしてお相手の優しさに気づけないのも、結局は無関心と一緒なんです。
実際の鑑定でも、お客様が思っている以上にお相手が大切にしてくれている、という結果になることがあります。
最初は信じてくれないこともあるけど。笑
いくつか出てきたイメージやお相手の恋愛傾向をお話しすると「確かにそう言ってた!」とか「あの時の言動はそういう意味だったんですね」と、お相手から向けられた愛に気づく方も多いです(*^^*)
たくさんの愛に気づくことができれば、感じている不安や恐れも消えてお相手を信じることもできますよね。
まずはあなたがたくさん愛してください。
お相手を愛していれば、ちゃんと気づけますよ。
あなた自身が愛することの喜びを強く感じることで、お相手もそれに応えてくれる。
どんなふうに応えてくれるかなんて考えないで。
真の愛は、見返りなんて求めません。
愛することで力が湧いてくるから、愛する人がこの世に存在していてくれるだけで本当は良いのかもしれないね。
最近、純粋な愛に触れる機会があって熱くなってしまった。笑
ちょっと恥ずかしくなってきたので、このくらいにしておきます(*ノωノ)
最後までお読みいただきありがとうございました。
派手に分かりやすく愛されることに固執せず、小さな愛に敏感でいたいなって思います。
それもまた愛あればこそよね。
ではでは。