こんばんは!
薔薇園に行ってお気に入りの品種に出会えた、タロット占い師の一宮ゆりです。喜
よく調べてみたら今年の新作でした。
どうりで珍しいと思ったんですよね。
今年の販売は終わってしまったみたいだから、来年は絶対欲しい(*‘ω‘ *)
あと、これはかなり独り言と思って聞いていただきたいのですが、YouTubeの再開は来月を予定しています。
というのも、お休みの理由を私の仕事の都合とお伝えしてきましたが(もちろんそれも大きな理由だったのですが)実はその前に、セラのとても身近な方が亡くなったんです。
それでセラのメンタルがかなり不安定でもあったし、その方の四十九日が終わってセラが精神的に回復するまでは休もうということになりました。
ただ、どこまでの範囲で説明するべきか悩んだ末、SNSでお伝えすることは控えさせていただいていました。
四十九日も終わりセラの調子も少しずつ戻ってきたので、来月に向けて撮影の再開を検討しています。
ただ、このことはこの場だけでお話しさせていただいて、今後のセラのYouTubeやInstagramでの活動はそっと見守っていただければ幸いです(*_ _)
それでは本題にいきましょう。
今回は小アルカナのカップ第9番。
ウィッシュカードという通り名のあるカードですが、実際はどんな意味があるのでしょうか。
じっくり解説していきます(*^^*)
カップ9の基本的な解釈とキーワード
《描かれているモチーフ》
イスに座る男性
赤い帽子=男性性
白い服=女性性
満足気な表情
水色の布
精神性が高い
黄色い背景
幸福や希望の象徴
《基本的なカード解説》
腕を組んで満足そうな表情を浮かべた男性が描かれています。高い位置に飾られた9個のカップは、この人物がいかに裕福なのかを見せつけているようです。別名「ウィッシュカード」=「願いが叶う」という説もあります。
キーワード
《正》満足・願いが叶う・快楽・手に入れる・ラッキー
《逆》不満足・見栄を張る・欲張り・贅沢病
正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、幸運が舞い込むことを暗示。
逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、強欲が災いして損失が出ることを暗示。
カップの9は最高のタイミングで願いを叶える。
カップの9は小アルカナの中で唯一、通り名のついたカードです。
その名も《ウィッシュカード》
スプレッドの中に正位置で出てくれば全てのカードをプラスの意味で読むという占い師もいるくらい、タロットの中でも特殊なポジションのカードでもあります。
だがしかし!
大きな幸運を表すカードは既に大アルカナに存在しています。
お察しの通り、運命の輪です。
ではこのウィッシュカードはどんな幸運を表すかというと、ポイントになるのは「個人的な満足」を示すということ。
大きな運命の好転を表す運命の輪に対し、カップの9は個人的な喜びに特化しています。
そしてその喜びは一時的な感情の上昇でもあります。
要は棚から牡丹餅的なラッキーを表すということ。
なので「長年の夢が叶う」というよりも(それなら大アルカナの星が近い)、「思いがけないラッキー」「期待以上の結果が出た」のようなテンションが一時的にグッと上がる感じが近いです。
私自身、学生の頃はウィッシュカードが出るとかなり期待していましたが、結果としては思いがけず500円玉を拾ったとか、好きな人からB’zのCDをもらったとか(それはそれでめちゃくちゃうれしかったけど)、宝くじが当たったり彼女にしてもらえたりって事は無く…笑
カップの9の本質は「調和」にあるので、等身大の自分にもたらされるラッキーってところかな。
もし過度な期待をしたり、ラッキーなことが起こっても不満に感じるようであればこのカードは逆位置で出てきます。
「身の丈に合わない期待をしている」というサインでもあるんです。
カップ9に対する私なりのあるある。
カップの9に対する私なりのあるあるは
自分は運が良いと思えるか、否か。
です。
私が昔から尊敬している方達は、「私は、僕は人より運が良かった」と口を揃えておっしゃっています。
最初にそれを聞いた時は、生まれ持った運の強さの事を指しているのかと思っていました。
命術でもあるでしょう?
財運や名誉運がずば抜けて高い星を持ってる人。
でもそうじゃないって、今ならわかります。
運が良いと思える人って、普通の人なら見落としてしまうようなささやかな幸せを、ちゃんと拾い上げることができるんじゃないかな。
「あぁ、こんなところに素敵な花が咲いているのを見つけた。今日はなんだか良いことありそうだな。」
「すれ違うだけの関係だったかもしれないのに、偶然にもご縁が生まれてなんてタイミングが良かったんだろう。いただいたご縁を大切にしていこう。」みたいな(*^^*)
幸せの感度が高い人は、こんなふうにひとつひとつの出来事をプラスに捉えて感謝できる。
逆に感度の低い人は、せっかくのギフトを不満気に受け取る、又は受け取らない。
その理由は様々ですが、思っていた物ではなかったとか、期待が大きすぎて不足を感じたとか、どちらにしても可愛くないしもったいない。笑
感謝の気持ちでありがたく受け取って良質なコミュニケーションを心がければ、更なる幸福感を味わえるかもしれないし、求めていた以上のギフトを受け取ることになるかもしれないのにね。
運の善し悪しなんて、その人の見方次第。
失ったものや最初から持っていないものに目を向けてもきりが無いし、不満はますます溜まっていくばかり。
それでは絶対に幸せになんてなれません。
どんな状況に立たされても、手に入れてきたものや周囲から差し出された思いやりに目を向けることができれば、満足度の高い人生になると私は思うんです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私自身も事故にあって足が不自由になった時、両手が無事だったことに心底運の良さを感じました。
「まだ手が使える、タロットができる」って。
まぁ、それと同時にまだまだ未熟で仕事人間だった私は神様のいじわるっとも思ったけれど。笑
ではでは(*^^*)