こんばんは!
ついにタロットの入稿が終わり次はノートのデザインに取り掛かっている、タロット占い師の一宮ゆりです。嬉
2つともお揃いにしたかったから、タロットが決まった今ノートの方は急ピッチで進めています♪
ハンドメイドは10月から、NST講師の養成は11月から取り掛かりたいと思っています。
今年の予定はこれでパツパツ。
来年はさらに大変なことを計画してるので、YouTubeはペースを落としながら続けていくつもりです。
「再開を楽しみにしています」「月に1回でも観たいのでやめないでくださいね」などメッセージを下さった方々、本当にありがとうございます(*_ _)
YouTubeのモットーは【細く長く無理をせず】なので気長にお待ちいただければ幸いです。
ということで本題です。
今回は小アルカナのワンド第8番。
早速いきましょう!
【ワンド8】の基本的な解釈とキーワード
《描かれているモチーフ》
空を飛ぶ8本の棒
8=チャンスや飛躍
棒=活力、スピード
のどかな風景
穏やかな日常
《基本的なカード解説》
人物が描かれず8本の棒が矢のように空を飛んでいる様子が描かれています。ワンドはスピード感のあるスートでもある事から、物事が無意識のうちに急展開を迎えることを暗示しています。
キーワード
《正》急展開・挽回・チャンスが舞い込む・急速な好転・グッドニュース
《逆》停滞・妨害・揉め事が降ってわく・急速な悪化・バッドニュース
正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、物事が急速に好転していくことを暗示。
逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、物事が急速に暗転していくことを暗示。
ワンドの8は急激な物事の変化を表す。
56枚ある小アルカナの内、人物が描かれていない(手さえも)カードが2枚あります。
ソードの3と、今回お話しするワンドの8です。
ソード3は人物は描かれていないものの、心臓を模したハートに剣が刺さっていて痛々しさが伝わってくるので分かりやすいカードです。
一方ワンド8は人に関するものが描かれておらず、穏やかな景色と飛んでる棒だけ。
私自身、右肩上がりに慣れている日本人なので、左上がりに飛んでいく棒はすごく違和感があるんですよね(*‘ω‘ *)
ワンドは元々チャンスやスピードも表すので、それが8本も連続で飛んでいるということに大きな意味があります。
良い知らせということもあるし、物事が喜ばしい方向へ急速に動くということもあります。
そしてその変化は突然やって来るので、急展開を表すと言われているんです。
「うっそ!まじで?!信じらんないっ!」
みたいな感じです。笑
ウェイトさんはキューピッドの恋の矢を表すこともあるっておっしゃっているので、8本も来たら幸せだなってニマニマしちゃう。笑
そして逆位置の場合は、物事が停滞してしまいます。
停滞するだけならまだ良いのだけど、急速な悪化という場合もあるので注意が必要です。
例えば、スプレッドの中でワンドの8が出る前と出た後のカードをよく見て、あまりにも未来が悪化している場合。
良くも悪くもこのカードは意識外のところで起きる変化なので、直近に出た場合は心の準備をして対策を考えるか、そうならないように現在の状況を冷静に見直すことが求められます。
ワンド8に対する私なりのあるある。
ワンドの8に対する私なりのあるあるは
とにかく気分屋さんによく出てくる!
です。笑
私が遭遇した気分屋さん達の共通点。
①アポはいつも突然「今から会える?」など
②感情に任せて直ぐに行動に移す
③瞬発力はあっても持続力が無い
④ドタキャンが多く計画性が無い
⑤頭に血が上りやすく人や物にあたる
⑥言動に一貫性が無い
⑦我慢ができず協調性が無いetc...
そして最大の特徴は、自分に都合の良い解釈で他者の話を認識するところ。
あまり良い印象は持てないけど、本人達には自覚が無い場合も多いです(*‘ω‘ *)
気分屋さんが恋のお相手だった場合、その人の気持ちを占うとワンドの8が出てくる機会が圧倒的に多くなります。
突然恋の炎が燃え上がったり、急激に冷めていったりして展開が読みにくくて厄介。
しかも本人はその時の気分で決めていることがほとんど。
そんな時は、急にうれしい連絡(正位置)があっても過度に期待したり、いきなり険悪なムード(逆位置)になってもあまり落ち込んだりしないことです。
恋愛以外を見て出てきても、大体はこの気分屋さんが状況を振り回していたりします。
好転するにしても暗転するにしても、要因はどこにあるのか冷静な目を持ち続けるようにしましょう。
そしてもうひとつ。
先々のことまで考えて動く土属性の私にとって、ワンドの8は信用していなかったりします。笑
ワンドの8正位置は急に来るチャンスだからちゃんと掴んで!っていう解釈が一般的ですけれど。
急展開があったとしても、そこには必ず人間の意図があったり、物事なら予め想定できることだったりする。
その意図まで深読みしていなかったり想定の範囲を多角的に広げないから、いざ目の前で起こった時に突然の出来事として慌てることになる。
そうなると、もしチャンスを掴めたとしても一時の感情で動いたにすぎず、持続するかどうかはわかりません。
Aプラン、Bプラン、Cプラン…のように石橋を叩いていくつも考えちゃう私みたいな人は、ワンドの8が起こっても「なるほどそうきたか」となりまずは信用できるかどうか更にカードを引いて考察する。
そして逆位置で一気に悪化したなら、用意していた他のプランに移行すればいい。
といった感じで、気分屋さんの逆説を言えば慎重派のペンタクルさんにはほとんど現れないカードだったりします(*‘ω‘ *)
それを退屈と思うか安定感があると捉えるかはパートナー次第。
変化のある展開が恋愛の醍醐味と思ってる人には、ペンタクルの安定感は物足りないのかもしれないけど。
ペンタクル男子の良さがもっと伝わると良いな。
ね、たかちゃん。おもむろに巻き込む笑
⇧親友
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ちなみにキューピッドはエロスと呼ばれ女神ヴィーナスと軍神マルスの息子と言われています。
大アルカナの恋人に描かれている天使は元々このエロス(またはエロース、またはクピド)君。
この子が放つ矢には2種類あります。
金の矢=最初に会った人に恋してしまう
鉛の矢=どうしようもなく嫌悪してしまう
金の矢を正位置とするなら、逆位置は鉛の矢。
この説を採用していた頃は、逆位置で【千年の恋も冷める】と読んでいました。
ただ、この嫌悪は嫉妬心という説もあるのでどの解釈を採用するかは占者次第です。
ではでは(*^^*)