こんばんは!
息子の夏休みも終わりほっと一息ついている、タロット占い師の一宮ゆりです。笑
学校に行った後の静かな家がちょっと寂しく感じるけど、溜まっていた仕事も勢いがついてきたので良かった( ;∀;)
今月はいろいろ動く月になりそうで、まだまだ来年の計画が立てられないのがもどかしいです。
さてさて、今回は[ペンタクル第7番]です。
それでは早速いきましょう♪
【ペンタクル7】の基本的な解釈とキーワード
《描かれているモチーフ》
立って考える男
農夫
7枚のペンタクル
実った作物=成果
グレーの背景
曖昧な状況
《基本的なカード解説》
実った果実に見立てたペンタクルを、農夫が見つめて何か考え事をしている様子が描かれています。一部では成果に不満があると解釈されることもありますが、本来は日々の努力が実を結び目に見える形で表れてくるというカードです。たわわに実った果実=成果を前にほっと一息ついている様子が描かれています。
キーワード
《正》成果報酬・評価する・査定・吟味・ひと段落
《逆》努力が実らない・苛立ち・諦め・投げやり・失敗・損失・方向転換
正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、これまでの努力が実を結ぶ時が来たことを暗示。
逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、これまでの努力が水の泡になることを暗示。
ペンタクルの7は積み重ねた経験や努力から成果を得る。
ペンタクルの7は占い師によってかなり見解の分かれるカードです。
一番多く目にする解釈は、立っている男性の表情が不満げであることから成果が少なく落胆している、というものでしょうか。
正位置も逆位置も「物足りない」「金銭面の不安」など同じような解釈になっていたりします。
だがしかし!
私の今までの経験上、正位置で出たときはある程度の手応えと評価を得ている状態なことがほとんどです。
そこに不満足さは無く、むしろその状況に一安心しているっていうイメージが強いです。
不満や物足りなさを訴えてくるのは逆位置の場合。
やったらやった分だけ返ってくると思ってたのに、全然反応が薄い、手ごたえが無い。
そこで私が思うのは、農業なんですよね。
農作物って種類によって合う土が全く違うことをご存知ですか?
土の性質が酸性やアルカリ性などがあり、その作物に合わなければ種を蒔いても芽は出ず、挿し芽も枯れてしまいます。
そもそも土壌が悪いって場合もあるらしく、ガーデニングやハーブの栽培を始めてから知らないことが沢山ありました。
栽培って科学です(`・ω・´)
そのことから逆位置の解釈は、見当違いな努力を重ねても(最初から育たない場所に種を植えてお世話をしても)、成果が表れないのは仕方のないことだよってことなんです。
そしてもちろん正位置で出たときは、土選びもそつなくこなし作物も収穫を迎えきちんと報酬を得られる、といったスムーズな流れの中にいると私は読んでいます。
ペンタクル7に対する私なりのあるある。
ペンタクルの7に対する私なりのあるあるは
正位置で経験値が高いな
逆位置で経験値が低いな
です。
なんの経験値かは、何について占っているかで変わります。
仕事を占っているなら、社会人としての経験や仕事内容に対する経験値。
恋愛を占っているなら、恋愛偏差値ってところでしょうか(*^^*)
正位置で出たときの解釈として私が強く感じるのは
ある程度の見込みはあるけど、直ぐに動くわけでは無い
ということです。
何事もある程度の経験があると、考える余裕が生まれたりしますよね。
例えば投資。
今でかなりの額になったがさらに増やすにはどこに投資するべきか?
いやいや待てよ、これからさらに価値が上がる可能性は?
例えば恋愛。
相手も反応が良くなってきたからそろそろ攻め時か?
それとももう少し待って恋人気分を楽しむか?
などなど、目の前の成果に直ぐには飛びつかずいったん立ち止まって考える。
経験値が低いと先々のことまで頭が回らず、すぐに飛びついてしまって失敗ってこともあります。
そこの見極めができるかできないか。
ペンタクルの7は今置かれている状況や立場を冷静に見ることができているか否か、わかりやすく私たちに教えてくれるんです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ペンタクルってもともと忍耐強いし考えてから行動するクセがあるから、目の前に御馳走がドンっと差し出されてもその先のことを考えちゃうんですよね。
後から料金を請求されるんじゃないか、実は賞味期限が切れたものばかりの寄せ集めだったら?なんて、リスクを必ず考える。
それは上手い話には裏があるって知ってるから。
自分で出した成果にさえ手放しで直ぐに飛びつかないんですから、慎重すぎるのもいかがなものかとは思います。笑
ではでは。