こんばんは!
本日夏休みに計画していた旅行をキャンセルして、かなり残念な思いでいっぱいのタロット占い師の一宮ゆりです。悲
コロナめ~~!
のどぐろとカニと美味しい米と日本酒が私達を待っていたのにっ。
感染者数が20万人を超えてしまってはどうしようもないですが( ;∀;)
こうなったら冬に1週間くらいの旅行を計画してやる。笑
さてさて、今回の考察はソードの第6番です。
早速いきましょう!
【ソード6】基本的な解釈とキーワード
《描かれているモチーフ》
船
勝利の戦利品を集めている
水面
穏やかな心理状態
座っている2人の人物
移動する人々
舟を漕ぐ人
船頭
《基本的なカード解説》
小さな船に船頭らしき男性と親子のように寄り添う2人の人物が乗っています。明るい船出というよりも、何らかの事情で仕方なくどこか違う場所に移動しているような雰囲気です。舟に刺さった6本の剣は、まるで親子を守るように配置されています。
キーワード
《正》脱出・移動・移転・旅行・案内人・協力者・計画通り
《逆》計画が頓挫する・非協力的・ドタキャン・行き詰まり
正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、協力者を得て困難から脱出することを示唆。
逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、協力者を得られず計画倒れになることを示唆。
ソードの6は2通りの読み方がある。
ソードの6は2通りの読み方があります。
それはカードに描かれている人物の立場の違いから導き出されます。
船頭側の気持ち=救う側
親子側の気持ち=救われる側
そして舟に乗って移動していることから、今までいた場所から次の場所に移送するカードでもあります。
ソードは思考や情報を司ることから、単純な物理的移動ではなく発想の転換や協力者の提案に乗るということも視野に入れて読むようにします。
正位置の場合
【助けられる側】
新しい環境へ移動するきっかけをくれる人の存在が現れることを暗示。
【助ける側】
助けられる側にきっかけを与えることで使命感が生まれ協力的になる暗示。
逆位置の場合
【助けられる側】
助ける側が協力してくれると思っていたが当てが外れた状態を暗示。
【助ける側】
助けられる側に協力できなかったり、最初から助けるつもりが無い場合もある。
こんな風にどちらの立場からリーディングするかは、お客様とお相手の置かれている立場を照らし合わせながら探っていくと読みやすいです。
ウェイトさんの解釈には愛の告白というキーワードも入っているんだけど、協力しているうちに好きになっちゃって恋が始まるってパターンのことを言ってるのかなって個人的には思います(*^^*)
ソードの6に対する私なりのあるある。
ソードの6に対する私なりのあるあるは、助けられる側の場合
逃げたい
という心理状態のときによく出てくるということ。
ブラック企業で働くことに疲れて転職を考えている。
家族とそりが合わなくて実家を出ようとしている。
生活が苦しくて守ってくれるパートナーを見つけたい。
などなど「今の困難な状態から抜け出したい」といった場合です。
正位置の場合は「この人に助けてほしい」「この人が助けてくれた」のように協力してほしい特定の人がいることがほとんどです。
逆位置の場合は「この人に助けを求めたかったけど無理だった」「この人が助けてくれなかった」のように助けられる側にはその対象者に向けて若干の幻滅が入ります。
そして助ける側の場合
頼られている
ということを自覚している場合が多いです。
正位置だと「この人が助けを求めてくれてうれしい」「この人を助けたい」のように協力したい特定の人がいます。
男性側にこのカードが正位置で出てきて「いつでも協力したい」という結果になった時は、占う側としてもキュンとしてしまう。笑
逆位置だと「この人が助けを求めてきたけど協力できない」「この人を助けてもメリットが無い」のように協力できない、またはしたくない意志を表します。
パートナーにはぜひ正位置しか出てきてほしくないけれど。
タロットカードはその人の本心をあぶり出すので、逆位置率は意外と多いです( ;∀;)
そしてこの船頭役、占い師にそのお役目が回ってくることもあります。
そんな時は全力で、水先案内人の使命を全うしたいなって思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ケンカ中や別れ話をしている時などに相手側にこのカードが逆位置で出てきたら、誰かの助けを得て保身のために逃げ出すと読むこともあって。
そんな時は船に一緒に乗り込んで船上でも話し合いの続きをしましょうって言いたくなってしまう。
舟の上なら逃げ場は無いしね。笑
ではでは。