こんばんは!
ついにフクシアの苗を植えられて毎日葉が大きくなるのが楽しみな、タロット占い師の一宮ゆりです♪
ノーブルスタイルのロゴにも取り入れているフクシアの花は、女王のイヤリングと呼ばれているとても愛らしいお花です(*^^*)
大切に育てればけっこう大きく豪華になるそうなので、私も頑張って増やしていきたいと思います。
さてさて、今回はソードの第4番。
早速いきましょう!
【ソード4】基本的な解釈とキーワード
《描かれているモチーフ》
黄色に塗られた人・剣・棺
祝福や希望を表す
まだ死んだわけではない
ステンドグラスに描かれたPAXという文字
ラテン語で「平和」
頭上の3本の剣
ソード3で刺さった3本の剣
横になっている剣
まだ手には取らないが準備はしている
《基本的なカード解説》
戦士が棺に横たわり、一時的に戦いから逃れて休んでいます。ステンドグラスや棺がある事から、場所は教会の中だと推察されます。
キーワード
《正》小休止・休息・休戦・充電期間・身を引く・一時撤退・療養・謹慎
《逆》慎重・腰が重い・休まざるを得ない・望まぬ休息
正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、一時的に休息が必要なことを表す。
逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、休むことに慣れて動き出せなくなることを表す。
ソードの4は苦しみからの脱出。
ソードの4の代表的なキーワードは「小休止」ですが、お休みと聞くとなんだかリラックスしているようなイメージがありますよね。
しかし情報や思考を司るソードの世界のお話しですから、そんなに甘くはありません。
ソードの4の一つ前のカードは、皆様ご存知ソードの3です。
あのハートに3本の剣がしっかりと貫通しているカード。
直ぐに立ち直ることができないような心の傷を負った後のカードなので、苦しい状況から心の平穏を求めて脱出してきたようなイメージ。
カードに描かれている人物は戦士です。
タロットが作られた時代背景も考えると、教会は神の住まう場所なので攻撃対象にならず、兵士たちは一時の休息を求めて訪れたんじゃないかな。
傷付いた兵士が救いを求め、手を合わせて祈りを捧げながら静養している。
正位置で出た場合は、考えるのはもう疲れてしまったから今は静かに休みたいって言われてるみたい。
逆位置は、休んでいたらだんだんどうでも良くなってきて動くのが億劫になってしまった時によく出現します。
逆位置で「動けるようになる」という解釈もありますが、4という数字からも静と動で言えば「静」のカード。
カードの向きに関わらず、動けるほどの元気は無いのです。
ソードの4に対する私なりのあるある。
ソードの4の出現条件は、元気のない状態で休息をとっている時だと先ほどお話ししました。
実はその「休息」の過ごし方も人によって様々なんです。
私の鑑定のお客様の最高齢は67歳。
人生経験を積まれた方達は、ある意味その時間を内観の期間にする傾向が強いです。
占いは情報収集と楽しくおしゃべりをする時間と捉えていて、今の状況を見直すことで視野を広く持とうとする。
身動きがとれない時は慌てても仕方がないと、頭も身体も心も休めてしっかり休養する。
そんな風に私もなりたい。笑
自分自身を占ったときに出てきたら、無理に動かず充電期間にするのがおすすめです(*^^*)
そしてお相手の気持ちを占ったときに出てきたら、しばらくはそっとしておくのが最善。
どんなアプローチもお腹いっぱい状態だから、「お疲れ様」と心の中で声をかけてあげるくらいがちょうど良いですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心の平穏が必要な昨今。
平和をどれだけ願っても、想いだけが空回りして、お花に水やりをしている時でさえ花粉症かなってくらい涙が止まらなくなります。
ソードの4番が今の私には必要なのかもしれない。
明日は久しぶりにお酒飲もうかな。笑
ではでは(*_ _)