こんばんは!
ウクライナへの軍事侵攻や東日本大震災の日など、募金という形でしか協力できない無力感を心底味わっている、タロット占い師の一宮ゆりです。
我が家は一人っ子だし子供なら3人くらいは受け入れられるんじゃないかとか、全国の学校の体育館を解放してウクライナの人たちの避難所にできるんじゃないかとか(給食センターやプールのシャワー室なども揃ってるわけだし)、現実味を帯びない空想に虚しさを覚えても、考えずにはいられません。
いつ自分たちが同じ立場になるかわからない。
日本沈没の映画のような大震災が起こって、日本に住めない状況もやってくるかもしれない。
風の時代ってとても良いことだと謳うスピ系のサイトもあるけれど。
争いや本来あるべきものが簡単に崩れ去る危険な側面もはらんでいるんです。
情報量が物言う時代。
なるべくアンテナを高くして、私にもできることから危険に備えたり、苦しむ方達に貢献していけたらと思います。
さてさて、今回はワンドの第3番です!
早速いきましょう(*^^*)
【ワンド3】の基本的な解釈とキーワード
《描かれているモチーフ》
後ろ姿の男性
未来志向で前を向く
船
次の目的地へ向かうための船
海の向こう側の大地
新しい目的地
新天地=未来
《基本的なカード解説》
未来を見据え人々を導くリーダーシップのカード。遠くまで視野を広げ長期的な目標を立てる。新たな冒険や今より大きな計画に取り組む。仕事や事業を始める場合も、着実にステップアップしてきた自信がある。
キーワード
《正》発展・リーダーシップ・成長・長期的な展望・目的意識
《逆》中断・遅延・怠惰・無謀・幻滅・解散
正位置の場合はポジティブな意味合いが強く、目標を定め未来の展望が開けることを示唆。
逆位置の場合はネガティブな意味合いが強く、目標を見失い物事が滞ることを示唆。
ワンドの3は明日への意欲。
仕事や事業の発展を表すと言われるワンドの3。
私にとっても確実にステップアップしていくカードです。
ワンドの1がホップ
ワンドの2がステップ
ワンドの3がジャンプ
といったように、立場が着実に昇進していったり、スキルアップや人脈が増えている時に正位置で現れます。
カードに描かれている船は貿易や海外への進出も暗示するので、冒険的でワクワクしていたりと、かなり未来志向の意欲的なカードになります。
背中を向けているのも、過去を振り返らず前を向く力強さを感じます。
しかし逆位置で出てきた場合は、見通しの甘さから足止めを余儀なくされていたり、誰もついて来てくれず離散する状況に陥る暗示です。
要は「こんなはずじゃなかった」ってやつです。
慎重派のペンタクルにはあまり出てこないんだけど、挑戦的かつ冒険者のワンドさんにはけっこうありがちかもしれません( ;∀;)
逆位置は一種の警告のようなもので、足止めになってもそこで腐らず、周囲の方の意見に耳を傾け熟考することが求められます。
ワンド3に対する私なりのあるある。
ワンドの3に対する私なりのあるあるは
次のステップに進みたい
です(*^^*)
恋愛のお悩みを見ることが多いタロット占いにおいて、私なりに構築してきた解釈になります。
恋のお相手にワンドの3が正位置で出てきたら、発展的な関係を望んでいると解釈します。
情熱的で意欲的な姿勢を見せている状態なので、お客様自身にもうれしい変化があったりお相手からの好意を感じていることがほとんどです。
お友達同士なら恋人関係に
恋人関係なら同棲や婚約を
婚約中なら結婚を
夫婦なら新居や妊娠を
そうやって着実にステップアップしていこうとするイメージ。
知人の男性が奥様に対してよくこのカードを出してくる方だったな。
あっという間にお子さんは3人になるし新築は建てるしで、未来志向の男性は素敵だなってうらやましくなったりしました(*ノωノ)
そして注意しなければいけないのは、あくまでこのカードは未来志向であること。
復縁や音信不通を占うときに「彼はあなたと次のステップに進みたい」と読むのはちょっと待ってくださいね。
ほとんど出てこないはずですが(*‘ω‘ *)
万が一出てきても「次なる目標(違う女性)に狙いを定めてこちらを振り返る気は無い」という可能性もあるんです。
あくまでワンドの1《始まり》から2《手応え》があっての3《発展》ですから2人の間に、ある程度のスムーズな展開が無いといけません。
時にはストーカー行為をしている方や、実は会ったことも無いアイドルをあたかも彼女と偽って占いにいらっしゃるお客様もいます。
場に出した他のカードも読みながら、ワンドの3の「目的」が何なのか、人なのか、仕事なのか、それとも家族なのか、しっかりと注意深く考察していきましょう。
そして逆位置で出てきた場合は「もう次のステップに進まない」と結論付けている状態。
発展性の無い関係に興味が無くなったか、見通しの甘さからこんなはずじゃなかったと足を止めたか。
行き止まり、どん詰まり状態。
その場合はかなり分かりやすく態度に現れるはずなので、深追いはお勧めできません。
しばらくは様子を見てお相手の好きにさせるか、お客様自身にも過去にこだわらず未来志向であることが求められるんです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私は家族や友人にこのカードが出たときは、なるべく隣に並んで同じ目的に目線を向けるようにしています。
背中だけ見て待っているより、一緒に未来に向かってワクワクしたいですから(*^^*)
常にその姿勢を忘れなければ、お互いに足並みを揃えて未来を歩けるんじゃないかな。
ではでは。