こんばんは!
実は今年タロット歴が25年目になっていた、タロット占い師の一宮ゆりです。笑
うっかり動画やHPも24年のままにしていました。
オンラインレッスンでアニバーサリーだとか自分で言ってたのに(*ノωノ)
さて、今回は時間に追われベッドに入ってから書き始めています( ;∀;)
なので明日またちょっといじるかもですが、心のままに書いてみたいと思います。
スピリチュアル業界では地の時代から風の時代に移りましたよ~って、ちょこっと書いたこともありましたが皆さんはもうご存知でしょうか?
西洋占星術で240年に一度星座のエレメントが変わるんですって。
それが2020年の12月で地から風のエレメントに切り替わったということ。
当時「新しい時代に備えて」って沢山記事が出てたけど、その変化を実感した方はどのくらいいらっしゃるかしら?
私はタロット占い師なので、星座よりはエレメントを重視しちゃう。
火・水・風・土の4つのスートにも深く関わってきてるなって感じています。
タロットカードで言うと、地はペンタクルさん、風はソードさんにあたります。
西洋占星術で言われている風の時代ってほとんどが正位置(陽)の要素なんだよね。
地の時代は逆位置(陰)の要素ばかり持ち出されているのに( ;∀;)
その辺のお話しも交えながら、時代の流れで変わっていく「豊かさ」についてお話しできたらと思います。
「安定」が最優先事項だったペンタクルの時代。
物質主義で権力志向だった土の時代。
ペンタクルの私は、やはり土の時代が好きです。
それは権力やお金に興味があるのではなくて、物質主義っていう所に着目しているから。
割と物質主義って、霊性を重んじるスピリチュアル業界ではよく思われないことが多いように感じます。
しかし、各国にある重要文化財の寺院などは、富める方達の多額の寄付金で成り立っていたりする。
占い師が高額の占料を受け取ることも権力志向と何が違うのだろうか、なんて腑に落ちなかったり。
経済力がある分関わるものごとも圧倒的に多く、良い方に使えばたくさんの人を助けられます。
もちろん悪い方に使えばたくさんの人に影響を及ぼすけれど。
それでも、私は何百年も昔に造られた宮殿や芸術品に憧れるし、日用品も本物を長く愛用したいと思う。
人間関係にも安定を求めるから、家族を含め数人の理解者がいてくれるだけで幸せ。
横の広がりより、過去からの深いつながりに自己のアイデンティティを見出すので、保守的って言われてしまうことも多いです(*‘ω‘ *)
その時代の流れに適応できるかできないかは、その人の持つ性質に依存するんじゃないかな。
風の時代だからと言って今までの考え方が間違っているわけじゃないよね。
土には土の良さがあり、そこに活力を見出してきた人が大勢いる。
安定しようと努力することが、生きる原動力だった。
さて、ここでペンタクルの小アルカナを想像してほしいのです。笑
努力や勤勉、経済的な豊かさを示す絵柄が多く描かれています。
それは「欲」に見えるかもしれないけれど、「生」への執着でもある。
ペンタクルの10は特に「子々孫々まで続く豊かさ」がキーワード。
土の時代の豊かさは「努力」の上に成り立っていて、揺るぎない土台からくる安息の中に豊かさを見出してきました。
子どもたちに苦労させたくない。
その一心で働いてきてくれた両親の背中を誇らしく思うし、私も自分の息子には安定した生活環境を整えてあげたい。
ある意味、上下関係がある分誰かのせいにして生きてこられた時代。
富める者に雇用は守られ、責任は親や上司がとってくれた。
だがしかし!
これからは「甘え」は淘汰され、個々の実力と横のつながりがものを言う時代になっていく。
一見自由で豊かに見えるかもしれないけれど、ペンタクルの私から言わせていただけば薄い氷の上を歩くようなもの。
転換期だし価値観や生き方に大きく影響はあるだろうけど、私は私のままでいたい。
現実主義的な考えの人もいないとなって思うので、風さん達の止まり木ぐらいにはなれたらいいな。
うん、今世は深く地に根を張る、でっかい大木を目指すという目標がたった今できました。笑
「自由」を選択するソードの時代。
情報や見えないエネルギーを司る「風」の時代。
この時代の豊かさとはなんでしょうか?
たぶんそれがわかるのは今ではないよね。
200年以上経った頃に、こんな時代だったなぁって明確になるんでしょうけれど。
今私が感じている風の時代は、まさに「自己責任」の時代。
先にもお話ししましたが、上下関係は崩れ去り個々が主体となる社会。
インターネット社会はどんどん進むから、自分で情報を精査し何を信じるかは自分で決めなければいけません。
横断歩道みんなで渡れば怖くない理論が通用するからこそ、どの横断歩道を選ぶかは自己責任なんです。
ひとりひとりが自己主張を高らかに掲げるようになれば、同じ価値観を持った者同士のコミュニティが細分化していくんじゃないかな。
今までは【串焼きが好き】っていう大きなくくりだったのが、【玉ねぎ派】【豚バラ派】【うずらの卵派】みたいな。笑
風の時代に横のつながりっていうキーワードはあるけど、想像していたほど大きなくくりじゃなくて小さなコミュニティの繋がりが大切になってくるかも。
他を認めないわけじゃなく、興味が湧かない、みたいな。
それによって生きやすくなる人も必ずいるよね。
実際テレワークやオンライン授業になって、人間関係で悩んでいた人は解放されているし。
無駄なやり取りや生産性の無い会話に苦痛を感じやすいソードさんは、やっと自分の時代が来たって早くも感じている方も多そう(*‘ω‘ *)
風の時代の豊かさは、まさに「自由」を選択できる解放感に尽きるのではないでしょうか。
ただ、気を付けたいのはメンタル面。
ここで小アルカナのソードを思い出してほしいのです。
やはり私は何事にも陰陽を取り入れているので、正位置の要素だけではなく、むしろ逆位置の要素の方が重要だと考えています。
主体性を求められる時代、自分を軸とした考えを持てなければ、とても不安定な精神状態になりやすいんじゃないかな。
風の時代に自殺者が増えるとか、「生」への執着が乏しくなるとか。
私はここが一番心配です( ;∀;)
男女平等で自由を尊重するから、出産率も下がったりするのかな。
人工授精が保険適用になったり子育てをしやすい環境にはなっているのでしょうけど、根本的に女性たちが自由を求めたら母親になる道を選ばない可能性だってある。
それとオンラインの普及で運動不足や免疫力の低下、そこも自己管理になってくる。
ネット依存は脳や精神に直接ダメージを与えていくって言われているし。
攻撃性の高まり(キレやすい)とか、無感情とか。
どうしてこの辺のことは取り沙汰されないんだろう。
そうならないように、適度な運動と心を整えることに時間とお金を使っていくと良いかもしれません(*^^*)
今はまだ移行期ってことをお忘れなく。
地の時代でも、風の時代でも、自分は幸せだと思う人は幸せだし、自分は不幸だと思う人はやはり不幸です。
お金も情報も生きていくためのツールであってほしい。
地の時代の終わりにお金を悪者扱いする風潮があるということは、風の時代の最期の方は情報が悪者扱いされてるかも。
だって次の時代は「感情」がテーマの水の時代だから。
まぁ、その頃には今の私はいないから、確かめようがないけれど(*‘ω‘ *)
実質的な豊かさを分け与えたり守り抜こうとしたからこそ生まれた地の安定感。
自由に選択し個々が好きなことを思いきりできる社会だからこそ得られる風の解放感。
極端に切り替えるのはちょっと無理があるかも。
バイオリズムには予兆があって、緩やかに上がったり下がったりするのと同じ。
今はまだ上がり始めたところ。
なんといっても240年周期ですからね。笑
グラフが高止まりになるのはまだまだ先かもしれません。
徐々に風の時代に移行している今、安定した生活は守りつつ、ゆっくりと自由を選択するための体質を作っていく方が良いのではないかな。
そして最後に、先人たちの築き上げてきた社会を軽んじるような風潮はいやだなって、正直思うんです。
それは戦後を必死で生き抜いてきた方達の努力も、丸ごと否定しているように見えてしまうから。
厳しい固定観念の中にも愛はあり、信念がある。
最後は自分がどんな価値観で生きていきたいか。
私自身も模索しながら見極めていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
スピリチュアル業界の一部の偏った情報に、必要以上にあおられないようにしてほしいです。
急な変化に弱いカップさんやペンタクルさんは特に、メンタル守りつつ、情報は精査してくださいね。
こういうところがやっぱりペンタクルなんだな。笑
ではでは。