こんにちは!
オンラインレッスンの内容を考えるのが楽しくて、ついつい正気か?というくらい詰め込み過ぎてしまった、タロット占い師の一宮ゆりです。笑
1レッスン2時間オーバーしちゃう( ;∀;)
今慌てて内容をスマートにしています。
一応、講座名を考えていて商標登録する予定です。
あれって半年以上かかるみたい。
ほぼ弁理士さんにお任せしちゃうから、私はとにかくメニューをきっちり作らないと(*‘ω‘ *)
来月の1日に詳細ページを公開いたしますので、良かったらご覧ください。
そして今回は、ネガティブな感情との付き合い方をテーマに書いてみたいと思います。
ネガティブな感情っていろいろありますよね。
怒り、悲しみ、恐れ。。。
その中でも人を傷つけたり、人間関係で摩擦を生みやすいのが怒りの感情です。
パートナーとの関係がギクシャクしたり、職場の対人面で支障をきたしたり。
「怒り」ってかなり厄介。
そんな怒りや悲しみといったネガティブな感情と上手に付き合う方法を、これからご紹介いたします(*^^*)
それではさっそくいきましょう。
アンガーマネジメントのすすめ。
皆さんはどんな時に怒りを感じますか?
人間関係で上手くいかなかったり、子育て期で怒りっぽかったり、などなど。
そんな時にはアンガーマネジメント療法がおすすめです。
怒りのスイッチは人それぞれだけど、怒りには共通点があったりします。
アンガーマネジメント(Anger management)とは、怒りを予防しコントロールするための心理療法です。
怒ることはごく当たり前の感情だ
というのが大前提で、その怒りの衝動をどうコントロールするかを教えてくれます。
古代ギリシャの哲学者アリストテレスさんも
「怒ることは誰にでもできる。ただ怒るのは簡単なことである…しかし適切な相手に、適切な程度に、適切な場合に、適切な目的で、適切な形で怒ることは容易ではない。」
と言っています。
この「適切」って難しいですよね。
なにをもって適切なのか。
その場その時のシチュエーションで変わるし、内容や我慢していた期間にもよる。
私はペンタクルなので基本は我慢強いし、ある程度のことは他のスートの方より我慢できます。
ただそれだけ我慢した分、一度嫌だと思ってしまえばその感情を払しょくするのは大変です。
多分その頃には許す気もないし、明確に関わりたくない人として脳内消去してしまう。
私のようなタイプでもアンガーマネジメントは有用です。
脳内消去に至るまでの「思考」と「行動」を変えることで、人間関係を円滑にし末永いお付き合いを目指せます。
アルコールや薬物依存、DV加害者、知的障害、脳の損傷などで凶暴性が現れた方なども、アンガーマネジメント療法によって潜在的な攻撃性を予防できると期待されています。
そしてここでは、もっと身近な怒りの感情についてアンガーマネジメントの取り入れ方を部分的にお話しさせていただきます。
人は「~~であるべきだ」という自分の中の固定観念が裏切られたとき、怒りの感情がフツフツと湧いてくるんですって。
まずは自分がどんな「べき」をもっているのかを知ることが大切です。
例えば私なら、
「子どもは早く寝るべき」
「人には挨拶をするべき」
「部屋はキレイであるべき」
「時間は守るべき(5分前行動!)」
「仕事は効率を重視すべき」
「タロットはまめに浄化すべき」
「占いは結果を隠さず伝えるべき」
などなど。。。
なんかサクサクでてくるな。笑
ペンタクル気質は特にマナーやルールを重んじるので「べき」は得意です(*ノωノ)
これをね、本当にそうなのか?と一度見直してみる。
自分が許せる範囲で、ちょっとずつ崩していくんです。
「子どもは早く寝るべき」なら、
たまには一緒にココアでも飲みながら夜更かしして、親子の時間を作るのもいいかもしれない。
「占いは結果を隠さず伝えるべき」なら、
私はペンタクルの占い師だから占いにも誠実さを求めるけど、カップの占い師さんは慰めと救いを求めるのだろう。選ぶのはお客様だから、私が口を出すところではないな。
といった感じで、自分のコントロールできる部分とできない部分を掘り下げて考えてみる。
そして自分の中の「べき」は、他人の中の「べき」とは限らないと気づくことが大切です。
怒りの衝動が出てきたとしても、その怒りはただの押し付けかもしれません。
思い通りにならなかったときはその「怒り」に対していろんな角度から分析してみると、案外見当違いなことをしていたなって自分の言動も見直すきっかけになります。
アンガーマネジメントの講座もあるくらいですから、興味のある方は調べてみると面白いですよ(*^^*)
私も心理カウンセラーのお勉強中に知って、日常的に使っています。
もともと怒りっぽい性格ではないんだけど、自分の中の「べき」しばりがしんどくなる時があるので。笑
アファメーションの正しい使い方。
ネガティブな感情に支配されると、人は自信が無くなったり自分のマイナスな部分がイヤになったりして、自己肯定感はひどく傷ついてしまいます。
そんな時はアファメーションを生活に取り入れて、必要以上に落ち込まない体質を作るのもおすすめです。
アファメーションとは英単語の「affirmation」のことで、肯定的な自己暗示を指します。
私が愛用するオラクルカードにもこのアファメーションが紐づけられていて、気になったのでお勉強してみました。
簡単に言うと、願いを叶えやすい体質を作る引き寄せの法則で、自己啓発のセミナーなどでも多く取り入れられているんですって。
方法は簡単。
まずは自分の願望を文章にします。
ポイントは断定的で現在形の文章であること。
それを毎日唱えることで、潜在意識に働きかけていきます。
「私は愛せる人に出会えて幸せです。」
「私はお金に好かれています。」
「私は幸運を素直に受け取ります。」
のように、否定や批判的な表現は入れず肯定的な言葉を作ります。
具体的な目標があるとき、例えば私なら。
「私はタロット占いのレッスンを成功させます。」
といった感じかな(*^^*)
ここで注意したいのが、非現実的な願望はかえってマイナスな要素を生んでしまうということ。
例えば、別れたお相手と音信不通状態にもかかわらず「私は彼と毎日過ごせて幸せです。」とアファメーションしたとします。
心のどこかで、そんなの無理だよね。
って思っちゃうとネガティブな感情を生み、アファメーションは成立しません。
私はここでも、やっぱり自分のコントロールできる願望が絶対条件なんじゃないかと思うんです。
資格を取るとか、仕事で成功するとか、自分の努力や生活習慣を変えることで獲得できるものなら、アファメーションによって増幅した自己肯定感が夢を叶えるための強い味方になります。
しかしながら、他人をコントロールしようとして行うアファメーションは、もはや黒魔術の管轄なんじゃないかなって思うんです。
例えばしんどい恋愛をしているときに
「彼は私を愛しています。」
「彼と復縁してプロポーズされます。」
と唱え続けたとします。
お相手が自分を好きなのは当たり前なことだと潜在意識にすり込む。
しかし、お相手は現実の世界を生きています。
言動や接し方のギャップを感じるのは必須。
そこに生まれるであろう温度差は、何も知らないお相手にとってはちょっとホラーですよね。
そして結果的に、アファメーションを行った自分自身をますます貶めてしまうかもしれません。
引き寄せはあくまで、自分自身の努力や意識改革で願望を具現化させるツールです。
アファメーションも自己暗示をかけることで、自信をもって迷わず前進するためのもの。
正しい使い方をすれば自己肯定感が高まるし表情も晴れやかになり、人に与える印象もガラッと変わります。
望みを具体的に文章にすることで目標がハッキリするから、言動が変わりネガティブな感情にも必要以上に振り回されずに済みます。
ネガティブな時こそ自分軸!
自分がどうなっていたいのか。
「幸せになる」が望みなら苦しい状況には関わらないはず。
その価値観に自分を持っていくことが、アファメーションの正しい使い方ではないのかな。
私自身も毎日唱えて検証してみようと思います(*‘ω‘ *)
心が疲れたときは、ちょっと先の未来に思いを馳せる。
思い通りにはいかないとき、期待を裏切られたとき、想いがちゃんと伝わらないとき。
人はなんてもろいんだろう。
正直になれず、強がってしまう。
頭から離れなくて、息苦しさから抜け出せない。
私は現状がきついなって感じ始めると、ちょっと先の未来を想像するようにしています。
例えば職場の人間関係で上手くいかないとき。
仕事行くのやだな、とか。
あの人に会いたくないな、とか。
けっこう胃が痛くなるくらいストレスを感じだしたら、目の前で起こってることに目を向けるのをいったんやめます。
そして紅茶でも飲みながら、一年後はどんな風に生きているだろうって想像するんです。
来年の今頃は、こんなことがしていたいな。
あの人と一緒にランチをする仲にはなってるかな。
これから産まれる友人の赤ちゃんも、きっとよちよち歩きしてる。
気の合わないあの人は職場を移動しているかもしれない。
ケンカしちゃったあの子とは仲直りして笑い話にできてたらいいな。
そんな風に「今」の感情から抜け出して、ちょっと先の未来に思いを馳せる。
人はそれを現実逃避という。笑
それでも、私にはけっこう必要な作業なんです。
その時、その状況が絶望的だったり憤りを感じていると、顔にも態度にもしっかり出ちゃう。
印象は悪くなるし、冷静ではいられないから息が詰まる。
不安や怒りなどのネガティブな感情が原動力だと、私の場合なにをしても良い方向に行くことは絶対になくて。
だからいっそ手放して、未来を具体的に想像することで「今」を早々に「過去」にしてしまおう、みたいな。
持論ですが、自分でコントロールできない問題に真正面から向き合う必要は無いんじゃないかな。
昔は逃げずに向き合って成長しましょうって言われていたけど、今はひとりひとりの個性を尊重して自分の強みを活かす時代。
辛いときは逃げてもいい。
自分の個性を活かせる場所や分かり合える仲間を探すのもいい。
今だけに囚われないで。
明るい未来が想像できなかったとしても、それは今が辛いからなんだよね。
仕事やパートナー選びなどライフスタイルも多様化している中で、「絶対にこうしなければならない」っていう固定観念を持っていると生きづらくなってしまう。
もっと自由に。
もっとのびのびと。
視野を広く持つことで、選択肢も広げられるんじゃないかな。
ネガティブな感情は「ちょっと休もう」のサイン。
頑張った自分をいい子いい子しながら、目線だけは未来を見据えて自分を見直すきっかけにしてほしいなって思います(*^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
実は私にはもう一つ、ネガティブな感情と上手に付き合う方法があります。
それは、私の頭の中にはネガティブな感情専用のお部屋があって、とりあえずしんどいときはそのお部屋に鍵をかけるイメージで距離をおきます。
無理に追い出そうとするとあの子たちは巨大化してお家を壊すから、受け入れて静かに眠っていてもらう。
っていう妄想をひとりでしています。笑
何事も具体的なイメージトレーニングは大事よね( ;∀;)
お試しあれ。
ではでは。