こんにちは!
息子の小学校も2学期が始まり、静かになってしまった家の中がとても寂しいタロット占い師の一宮ゆりです。笑
2人でいると半分ふざけ合いながら、ずっと笑顔が絶えないんです。
ずいぶんいっちょ前のことも言えるようになって、息子の口から飛び出す意外な言葉に、爆笑しながらも成長を感じています。
かけがえのない優しい時間を、もう少し、あともう少しと引き伸ばしたいのは私の方で。
9歳になった息子は、自分の世界をどんどん広げていく。
今しかない大切な毎日を、心穏やかに過ごせますように。
さてさて、今回はタロットカードの意味シリーズ第4回目!
(お客様からタロットシリーズ読んでます!とご好評いただいたのでシリーズ化決定しました。笑)
4人のペイジたちについて書いていこうと思います。
私のペイジちゃんのイメージは、なぜか昔からティンカーベルなんです(*‘ω‘ *)
タロットには男の子の従者として描かれていることがほとんどだけど、私は女の子の妖精さんに見えてしまいます。
タロットのハウツー本でも、お知らせを運んでくる従者として紹介されていることが多いですよね。
正位置ならグッドニュース、逆位置ならバッドニュース。
ただ、私はコートカードを人物に見立ててリーディングすることが多いので、この子たちにも性格や好き嫌いがちゃんとあったりします。
そして、4つのスート(カップ、ソード、ワンド、ペンタクル)の特徴から、それぞれに役割のようなものがあるなって思うんです。
では、4人のペイジちゃん達が運んでくれる、重要なメッセージを見ていきましょう。
カップのペイジは、開放的な愛が溢れる。
「とても素敵な方がいたの!
あぁ、また会いたいな。
きっと私たち上手くいくわ。
最高の恋人になれるはず!」
カップのペイジちゃんは、思春期の恋のようなワクワク感が特徴です。
精神的に幼く、感情表現豊か。
無邪気な子どものように自由に振舞います。
落ち込みやすかったり泣き虫だったり。
4人の中で一番甘え上手。
恋のチャンスを表すことが多いカップちゃん。
リアルに落とし込むと、お相手からLINEがきたり素敵な人から声をかけられたりする。
思いがけない出会いがあったら、予感や直感に従って行動することをおススメします(*^^*)
私の鑑定では、恋愛相談のとき未来にこの子が正位置で出ると、ガラッと展開が変わります。
停滞した関係でも、まだあきらめるのは早い。
もう少し掘り下げて、別の角度から見てみようって思わせてくれる。
そんな前向きさは人物像にも反映されています。
人と積極的にコミュニケーションをとり輪を広げていく。
恋にも敏感で「こっちがダメならあっち」という風に恋愛対象がコロコロ変わったり。
依存心や独占欲と上手に付き合えれば、愛情豊かで思いやりに溢れた関係を築くことができます。
どこまでも自由奔放で危なっかしいけど、純粋な愛らしい人。
ソードのペイジは、試練に立ち向かう。
「私を試しているの?
私は逃げも隠れもしない。
きっとこの状況を
乗り越えてみせる。」
強い意志と、用心深さを兼ね備えたペイジちゃん。
線が細くか弱い印象で、剣を持つ手は震えているのに、瞳の奥には不屈の精神が宿る。
不正を許さず、潔癖で、4人の中で一番賢い。
感情をあまり表に出さないので、若くても落ち着きがあり秘密主義です。
頭がよく、論理的でちょっと扱いにくいイメージ。
芯も強く、何事もフェアを好むので男勝りに仕事したり、ウィンウィンな恋愛をしようとする。
そしてソードのペイジちゃんは、一歩間違えると厄介ないたずらっ子になるんです。
悪知恵が働くし、人間観察しながら人の粗探しをしたりする。
昔で言う、生徒会長が裏では不良達を仕切ってる、みたいな。
大きな問題になることは無くても、この子が場に出てくるとちょっと知恵比べみたいな感覚になります。
裏をかくというか、この状況には何かあるなって感じることが多いです。
「もっと頭を働かせて」 って問題提起されてるような感じかな。
このペイジちゃんには良い方向へ導いてくれる指導者が必要で、人間関係や生活環境に人格形成を大きく左右される不安定さがあります。
ソードのナイトさんは、その指導者や仕えるべき主を見出した後の姿っていう印象です。
志高く忠実に従う、扱いにくいけど信頼できる王様の右腕のような人。
それに比べると、ペイジちゃんはまだまだです。
やっと剣術を習い始めた新米剣士ってところかな(*^^*)
ワンドのペイジは、冒険心を生み出す。
「まだ見ぬ世界へ
あなたを連れていくわ。
恐れを手放して。
あなたならきっとできる。」
4人の中で、一番好奇心の強いペイジちゃん。
冒頭でお伝えしましたが、まさにワンドのペイジちゃんがティンカーベルのイメージ!
物語の中では、ピーターパンをネバーランドへ連れていく大切な役目があります。
この子は現実世界でも、お仕事や趣味など熱心に取り組むと同時に、未経験の物事でも積極的に挑戦します。
チャンスがやってくる=行動的になっている
と私は解釈することが多く、棚ぼたな出来事があるというよりは、守りより攻めるとき。
自分の思うように動いて運を掴みに行って欲しい。
なによりも自分を信じてるので、フットワークは軽いし、怖いもの知らず。
スポーツが好きだったり、仕事では残業も苦にならなかったり。
ナイトやキングに比べるとスタミナには劣るけど、若さゆえの大胆さは目を見張るものがあります。
ワンドのペイジちゃんが場に出ると、困難な状況でも行動を起こすことで変えられるって解釈できるので、ちょっと安心します。
ただ、反対に行動しなければチャンスを逃してしまうということ。
「楽して手に入ることは無いんだよ」って、学生の頃よく出てきたな。笑
その度に「はいはい、勉強すればいいんでしょっ」って机に向かわされました( ;∀;)
時にはお尻を叩いて、重たい腰を上げさせてくれる。
いつでも前を向こう!って背中を押してくれる、頼もしい存在です。
ペンタクルのペイジは、幸運を呼び込む。
「私を信じれば、
あなたは必ず成功する。
見てみたいでしょう?
夢を叶えた、その先の未来を。」
ペンタクルのペイジちゃんは、とっても現実的。
確信を持てる時にしか現れず、滅多にその姿を見ることはありません。
成功するために日々努力をしていることが絶対条件で、その熱意を認めた時のみ幸運を運んでくれる。
この子が鑑定中に姿を現すと、ただのラッキーな知らせではなく、お客様自身の努力が評価されるんだなって思います。
人物像では、誠実でおっとりしている大人しい印象。
ソードちゃんが恐る恐る進むとしたら、ペンタクルちゃんはのんびり進んでいきます。
慎重さが出てくるのはナイトから。
ペイジのうちは、ただ人見知りだったりぼぉーっとしてる感じ。
生まれ持った強運の持ち主で、比較的恵まれた環境で育つことが多いです。
欲しいと思ったものが手元に入ってくる。
思い通りに事が運ぶ。
と聞くと、ただ運だけが良いように感じるけれど。
この子は堅実なんです。
手に入らないものを欲しいと思わない。
思い通りにならないことに手を出さない。
欲の無いところに、人や物は集まってくる。
そして自分のテリトリーに入ったものには愛情を注ぎ、信頼関係を育んでいきます。
普段はおっとりしてるけど、テリトリーを侵すものに敏感。
大好きな空間を守るためには攻撃的にもなり、冷徹な判断を下すこともある。
4人の中で一番、自分の世界を持ちブレない人。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ペイジちゃんはその場の状況を当てはめることもありますが、スプレッドの特定の場所に出るとお客様自身を表したり、お相手を表すこともあります。
年齢は10代から20代前半。
ここでは女の子として書かせていただきましたが、男の子も特徴はほぼ同じです。
精神年齢ということもあるので、周囲のカードをしっかり読み込んで判断していきます。
一応、これでコートカードの記事は終了です(*^^*)
楽しかった♪
大アルカナと小アルカナを書くとしたら、専用のページを作ろうかな。
うーん。
ちょっと考えてみます。
ではでは。