こんにちは!
息子の通常授業も再開して、とりあえずお部屋の掃除を思う存分やってみたタロット占い師の一宮ゆりです笑
今回は占いには切っても切れない永遠のテーマ
「占いを信じるか」について考えてみようと思います。
雑誌の星座占いコーナーや、朝番組の今日の運勢など、皆さんも一度は信じるか信じまいかと考えた経験があるのではないでしょうか。
そこで現役タロット占い師の一宮ゆりが、あえてこのデリケートな問題に切り込んでみます(*^^*)
あなたはどっち派?
この記事を読んでいただいている大半の方は、占い信じる派じゃないかな。
私のYouTubeチャンネルからこの記事にたどり着いた方や、個人鑑定のお客様がほとんどでしょうから。
以前にもお話ししましたが、私は占いを信じるか信じないかの前に、そもそも大好きなんです。
私にとって『占い』とは
堂々巡りの思考をストップして新しい気づきを得るツール
自分に合うお洋服をお店の店員さんに選んでもらうように、自分に合った生き方を教えてもらう。
星座占い、血液型占い、東洋占星術、数秘術、姓名判断、他にもたくさん。
もちろんタロットもオラクルカードも。
単純に占いが好き。
変な先入観もありません。
占いを信じないという方については何も言うことは無いのですが、占いのジャンル自体を否定する方っていらっしゃいますよね。
事実に基づいて分析された事を信じる方。
幸福は自らつかみ取るものと豪語する方。
うん。
言い換えれば
過去の膨大な事例を信じるリアリスト。
己を信じて我が道を行く勇者タイプ。
ってとこかな?
人って何かを信じて生きているんでしょうね。
そんな勇者な女子に昔、
『占い師がなぜ汚い雑居ビルで占っているの?占いが本物ならもっとリッチになってるはずでしょ?』
と、お酒の席で言われたことがありました。笑
信じると絶対幸せになれるのか。
幸せの定義とはリッチになることなのか。
うーん。
それはその占い師さんに聞いてとしか言えなかったな。笑
私が占いを信じているのは、自分に対する思い込みを変えたいから。
私ってだいたいこういう人間って思って生きてても、実際に言葉にして言い当てられたり、新しい視点から人間性を教えてもらえるのは単純に面白い。
好きな人との相性とか、どんな気持ちなんだろうって想像することはできても、一緒に考えてくれる人がいればより楽しい。
もはやこの、占い信じる派と信じない派って、「なぜ女性は時間もお金もかけて化粧やネイルに凝るのか」VS「なんで男性は見つめ合って愛してるって言えないの?」ってくらい相いれない感覚なんじゃないかな。笑
日本と海外の心のケア
ここで心のケアについて触れていこうと思います。
海外では恋愛や子育て、夫婦の問題などごく身近な悩みでも、心理カウンセリングを受けることが出来るのをご存じですか?
もちろん保険適用になっています。
特に北米ではメンタル・ヘルスに対する意識がとても高いんです。
時には夫婦や親子で通うケースもあるくらい。
他にも、カトリック教会では神父様のいる小部屋で懺悔する習慣があります。
罪の意識に縛られている人に許しと解放を与えるもので、守秘義務が固く守られています。
例え犯罪を告白したとしても、神父様は決して通報しません。
日本では心理カウンセリングに対する認識がまだまだ低いです。
国民保険の対象にもなってないし。
そして精神科病院は、まず患者さんが通ってくれるかが問題になるそうです。
人目を気にして足が遠のいてしまうらしい。
私が24年間、個人鑑定をしてきて思うこと。
日本では占い師が、カウンセラーや神父様のような役割になっているのではないか。
もちろん立派な資格を持った、心理カウンセラーの先生はたくさんいらっしゃいます。
私のサロンでも、様々な依存症やPTSDなどの心的外傷をお持ちの方は、専門医の受診を強くお勧めしています。
先生方は的確なアドバイスや治療をもって、患者様の人生に寄り添ってくださいます。
私がここで言いたいのは、恋愛や仕事などもっと日常的なお悩みのこと。
学校や職場でのいじめ、不倫、セックスレスなど人には話しにくい相談内容もありますよね。
日本人の大抵の人は、病院へ行くほどのことでもないしなって、自分でなんとかしようとします。
友達や身近な人に相談しているうちはまだいいのですが、だんだん悩みが深くなってしまうと「誰もわかってくれない」「どうしていいかわからなくて死にたい」と鬱状態に陥る方もいらっしゃいます。
そんな時、非現実的な占い師という存在はうってつけ。
ほぼ初対面な人間に客観的な意見を聞ける。
占いによって気づきも得られるし、味方が出来たって安心感もある。
周囲に知られることなく、言いたい放題たまったものをぶちまけられますしね。笑
私が個人鑑定にこだわる理由
私が占い師になったのは、人生に悩んで疲れ切ったとき孤独感やさみしさに耐えられない経験があったから。
その時は唯一無二の親友に、何か月も何度も何度も話を聞いてもらってなんとか立ち直ることができたんです。
今思えば、本当に申し訳ないくらい気持ちを彼女にぶつけていました。
それでも何時間でも耳を傾けてくれた。
私が落ち着くまで、彼女から電話を切ることはほとんどありませんでした。
学生の頃からずっと振り回して、心配や苛立ちで泣かせてしまったり、もう本当に頭が上がりません(*_ _)
私が個人鑑定を主軸に活動している理由もそこにあります。
彼女のようにはいかないけど、同じように人生に迷った方の役に立ちたいと思いました。
占い師として起業しようか考え始めたとき、突然二度の手術入院を経験したんです。
医療従事者の若い方たちが、心身ともに患者さんのケアをしている姿に非常に感銘を受けました。
この出来事も強力な後押しになって、迷うことなく占い師として踏み出せました。
HPの開設やYouTubeの導入も二度目の入院中にほぼ形にして、なんだか駆け足で今日にいたります。
YouTubeや電話鑑定を始めて3か月。
占いって当たる当たらないが大事なのもよくわかります。
けれどそれだけじゃないと感じ始めました。
占い師とお客様の信頼関係。
数多ある占術に数多いる占い師。
お客様が信じたいと思うのは、占術ではなく占い師なんじゃないかな。
私はパートナーであるタロットを信じているし、私を信頼してくださるお客様を底抜けに信じています。笑
占いを信じるか信じないか。
「こうですね」と押し付けるものでも否定するものでも無い。
要はお客様が少しでも良い方向に進めれば、それで良いのではないでしょうか。
「信じない、私はこうよ!」って決意を固めるきっかけになることだってありますし。笑
今回のお題は「ニワトリが先かタマゴが先か」くらい単純で複雑な永遠のテーマでした(*^^*)
最後までお読みいただきありがとうございました。
個人鑑定の中で、「頑張ってください」「これからも応援しています」って直に伝えていただけるのは、涙が出るほどうれしいです。
本当にありがとうございます( ;∀;)
少しでもお役に立ちたいと始めたのに、お客様やチャンネル登録者様に助けられてばかりです。
まだまだ勉強中ですが、今後ともSEEKSTYLEをよろしくお願いいたします。